広島のファン感謝デーが23日、本拠地マツダスタジアムで行われ、昨秋に並ぶ過去最多の3万2500人が来場した。
今季限りで現役を引退した東出輝裕内野手(35)がトークショーに参加した。「フランクな方がいい」との本人の意向でセレモニーではなくトークショーの形式となった。
思い出を聞かれると「落ち込んで1人でタクシーに乗れず、市民球場から歩いて寮まで帰ったり、そういうことの方を覚えている」。終了後には同期入団の新井貴浩内野手(38)から花束を渡されてハグされるなど、声援に包まれた。
また、今季限りで広島を退団し楽天に入団することが決まった栗原健太内野手(33)が、マツダスタジアムを訪れた。グラウンドには出なかったが、緒方監督や選手、スタッフにあいさつ。かつての4番も、静かにけじめをつけた。切り替わった明るい表情で「育ててもらった。山形から出てきて、いろいろと思い出はある。チームは違うけど、ファンの方にも元気な姿を見てもらえれば」。鯉の低迷期を支えた2人にとって、節目の1日だった。



