タテジマでも日本一だ。思い出の地に戻ってきた阪神ドラフト1位の明大・高山俊外野手(22)がキラキラと目を輝かせた。「何回来てもすごい新鮮な気持ちになれるし、楽しみです。僕にとってはいいイメージが強いですね」。青々とした天然芝に、せり上がったスタンド。聖地と呼ばれる独特の雰囲気に、自然とテンションが上がった。
歓喜のシーンがまぶたに焼き付いている。日大三では3度甲子園に出場し、11年夏に日本一に輝いた。決勝の光星学院戦ではバックスクリーンに3ランをたたき込んだ。最高の思い出が残る球場をじっくりと見渡し、「甲子園球場がホームグラウンドになるのですごく楽しみ。戦力になりたい。日本一のメンバーに加われるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
6日、午前中に行われた体力測定は、10月に受けた右手有鉤(ゆうこう)骨骨折の修復手術の影響から、7種目のうち、2種目しか受けられなかった。ただ、リハビリは順調に進んでいるようで、年明けから本格的に練習を再開を目指す。東京6大学リーグの最多安打記録を更新する神宮のスターは、実は甲子園の星でもあった。金本監督が引き当てた金の卵が、大好きな場所で暴れ回る。【桝井聡】



