ヤクルトの雄平外野手(31)が9日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、500万円増の6500万円(推定)で一発サイン。昨年は最初の交渉で保留したが「優勝争いの中で打ったことを評価してもらった。スパッと契約できてよかった」。リーグ優勝を決めるサヨナラ打を放った男は、納得の表情を浮かべた。
日本一を譲ったソフトバンクに雪辱する。今季は141試合で打率2割7分、8本塁打、60打点。ブレークした昨季をすべて下回った。「結果が出なくても試合に出るつらさを味わった。迷いもあって、フルスイングできなかった」と振り返る。同じようにフルスイングを武器とする柳田はトリプルスリーを達成。日本シリーズでは勢いに圧倒された。「彼は芯でとらえている。僕は打ち損じが多い。結果の球をストライクゾーンで終わらせたい」。課題を冷静に分析し、来季の逆襲につなげるつもりだ。
1度火がついた対抗心は消えない。来年のテーマを問われると「心は熱男(あつお)で。勢いがありますからね」と笑った。「数字的には去年以上。選球眼をアップして、今年タイトルを取った3人に近づきたい」。首位打者の川端、トリプルスリーの山田、打点王の畠山とともに、ソフトバンクを超える強力打線を作り上げてみせる。



