ゴジラ先生が「プロフェッショナルの流儀」を説いた。巨人松井臨時コーチが13日、宮崎キャンプの全体練習後に宿舎で1~3軍の全選手、首脳陣を前に約40分間の講義を行った。2年前は「巨人の選手としてどうあるべきか」を語ったが、今年は内容をアレンジ。「僕もスタート地点は同じだった。パワーがあり、体も強かったが、すべてに優れていた選手ではない」と現在の後輩たちと変わらない存在だったことを強調した。

 日米で20年プレーという高いゴールにたどり着いたのは日々の努力だった。「日々、小さいものをどう積み上げるか。人それぞれ見つけてほしい」と説いた。

 質問も活発に出た。橋本到からコンディション維持について聞かれ「グラウンドに行く前にしっかり自信を持つことが大事。自分の場合は素振りだった」と答えた。川相3軍監督からは変わらぬ謙虚さの根源を聞かれ「心の判断に気をつけた。楽な方に行かないように、欲に負けないように」と常に己を戒めていたと明かした。

 「変わる勇気を持つこと」。自ら正しいと思ったものに出合えた時に大胆に変化に挑む大切さも教えた。濃密な授業で、プロ野球選手として取り組む心構えを伝えた。【広重竜太郎】