ソフトバンクが明日25日のシーズン開幕に向け、敵地仙台入りした。主将で4番を務める内川聖一外野手(33)は開幕戦から一塁守備に就く決意を示した。2月にへんとう炎になり、オープン戦中盤には左肩痛。さらに胃腸炎に苦しみ復帰したばかりだが、チームにとっては欠かせない存在。3年連続日本一に向け、決起集会も行われた。

 内川が言い切った。「もう大丈夫です」。胃腸炎にかかり21日広島戦(マツダスタジアム)には同行せず、福岡で静養に努め、この日から合流。ヤフオクドームでの全体練習で元気にノックを受け、フリー打撃でも影響を感じさせなかった。開幕戦出場、一塁守備へ、自らGOサインだ。

 忘れられないシーズンとなるだろう。「体重は2キロ落ちましたが…。(プロ)16年やって、こんなにいろいろあって開幕するのは初めて」。2月キャンプ中にはへんとう炎になり、オープン戦中盤には左肩痛。20日に復帰したと思ったら、翌日胃腸炎とアクシデントに見舞われ続けた。

 それでも、工藤監督は開幕スタメンの4番・一塁を空けて待つ。指揮官は「(肩は)右じゃないから。投げるのに、問題があれば考えるが」と話す。今日24日、今季から天然芝に変わったコボスタ宮城での動きによって最終判断されるが、内川本人も守る気は十分。 

 内川 そうなるように頑張ります。一塁を守ることで、集中してできている。

 チームの士気も高まるばかりだ。この日敵地仙台入り。移動後には仙台市内で決起集会を開いた。工藤監督やコーチ、選手らが参加。王貞治球団会長(75)が「準備はできた。あとは戦うのみ。長いシーズン、一喜一憂しても仕方ない部分はあるが、しっかり戦い、勝っていこう」と冒頭であいさつ。さらに長谷川選手会長が「今日はたくさん肉を食って、明後日(25日)からの楽天に勝ちましょう! そして、秋にはこのビールを浴びましょう!」と乾杯の音頭を取った。そして、締めのあいさつで指揮官は言った。

 工藤監督 これから戦いは始まりますが、内川キャプテン、副会長のポンちゃん(本多)、選手会長の長谷川くん、そして、マッチ(松田)。みんなを引っ張ってほしい。3連覇という偉業に挑戦できることに感謝して、ぜひとも成し遂げましょう。

 3年連続日本一へ。中心には「4番・一塁」内川がいるはずだ。【石橋隆雄】