ほろ苦い今季初登板だった。楽天古川が3点ビハインドの7回から2番手で登場。1回3安打3四球4失点と打ち込まれた。14年9月以来の1軍マウンド。闘争心よりも緊張が勝ってしまった。先頭のロッテ中村に左前打を浴びると止まらない。押し出しを含む3連続四球など制球が乱れ、捕手嶋には腕を振るように叱咤(しった)される。なんとかアウトを3つ取ったが、「(打たれた要因に)気持ち的なものがあった。自分をしっかりコントロールしないと」とうなだれた。

 地に足が着かなかった。フォームを気にし、マウンドで迷いが見えた。森山投手コーチも「打たれてもいいから、打者に向かっていく姿勢を見せないと」と反省をうながした。初登板ということもあり大量失点も2軍降格は免れ、チャンスは再び与えられる。古川は「ストライクゾーンで投げられないと使ってもらえない。切り替えて次に備えます」と前を向いた。