阪神があがき勝ち、3連敗を阻止した。低迷打線の突破口を開くべく、2回に西岡と北條が2カ月ぶりの重盗を決めるなど2点を先制。追いつかれても5回、伊藤隼のボテボテ内野安打で決勝点を奪った。
9安打と8四死球をもらいながら3併殺の11残塁で3得点。あと1本出ていれば楽だったと問われた金本監督は「そこしかないよね」と腕組みし「(西岡)剛にしても北條にしても、集中力を出せる選手なんだけど。これも焦りなのかな。何とかしたい気持ちが強すぎて自分の打撃、状況判断を見失っている印象を受ける」と続けた。
同点の3回無死満塁では、西岡が変化球を引っかけて投ゴロ併殺打に倒れるなど無得点。5回に勝ち越した後も、なおも1死満塁で北條が二ゴロ併殺打に倒れた。西岡は2回に先制打、北條も4回にチャンスメークのヒットを放っていたが、ここぞの場面での「力み」を指摘。「いつまでもこんなことは言ってられない。どっかで打破していかないと」とカツを入れた。
ひやひやでも勝ち切った。負ければ最下位転落の可能性もあった試合で、踏みとどまった。それでも監督は渋い顔のまま、会見を終えた。【松井清員】




