祭りの主役は、俺がいただく! ヤクルト山田哲人内野手(23)が、「マツダオールスター2016」の第1戦(ヤフオクドーム)に全セの「4番二塁」でスタメン出場する。14日は羽田空港から空路で福岡に移動。契約するアディダス社からは、黄色と緑をまぶしたド派手な「ブラジルカラー」の道具を用意された。「リオのカーニバル」のように、今夏の五輪も開催される情熱の街をイメージし、球宴の舞台でも輝きを放つ。

 “セ界”の4番にふさわしいアイテムが届いた。山田は契約するアディダス社から、「ブラジルカラー」を用意された。黄ベースに緑の差し色が入った革手袋とリストバンド。スパイクは青ベースに、緑と黄の配色。バット以外の道具が届いた。8月5日から始まる「リオ五輪」をほうふつとさせるカラフルなものだ。山田は「めっちゃ派手。カラフルやし、いいね」と、今からワクワク感が止まらない。

 道具の輝きに負けない活躍をド派手に演じるつもりだ。まずは、ホームラン競争でキングの座をいただく。「去年は1本で優勝してしまった。マツダスタジアムの夕暮れの日陰でボールが見えないこともあったけど。今年はドーム球場。そういう言い訳は出来ない。テラス席に入れます」と、宴の序章からエンジン全開。自慢のバットで、ヤフオクドームに本塁打のアーチをカラフルに描く。

 誰もがこの男のバットに注目する。打率3割5分、29本塁打、72打点、112安打、20盗塁、74得点、出塁率4割6分3厘とも、すべてリーグ1位で前半戦を折り返した。オールスターのファン投票も、リーグ最多の46万7633票を獲得。山田は「ファンの人も活躍を期待してくれている。ホームランを打てるなら打ちたい」と約束した。五輪イヤーで盛り上がる今夏。ブラジル色に染めた山田がリオ名物カーニバルのリズムに乗って、球界のお祭りを熱く盛り上げる。【栗田尚樹】