阪神は3日、兵庫・西宮市内の鳴尾浜で練習を行い、新井良太内野手(33)や岡崎太一捕手(33)らが汗を流した。投手陣では昨秋ドラフト3位の竹安大知投手(22)が右肩のコンディション調整でノースローのメニューをこなした。

 新任の福原忍2軍育成コーチ(39)に長時間、至近距離のノックを受け続けたほか、長い木の棒やタオルを用いたシャドー投球で動作をチェックした。竹安は「股関節の使い方ですね。最後まで締め切れていない。(腰をうまく)回せていない。力の伝え方です」と説明。来年2月1日の春季キャンプ初日でのシート打撃登板を目指しており、近々、スローイング練習も再開する方向。「(2月1日は)そう遠くないので、しっかり毎日、1日ずつ練習できるように」と言い聞かせていた。昨秋に入団した6選手で唯一、1軍出場がなかっただけに巻き返しを期す。