逆転優勝を狙う明大が東大に先勝した。

 先発の斉藤大将投手(4年=桐蔭学園)が不調で、3回に1点、5回に3点を失った。それでも、打線がその裏にそれぞれ1点、53点を挙げすかさずカバー。最後は8回2死一、二塁から1番竹村春樹内野手(4年=浦和学院)が中前へ勝ち越し打を放ち試合を決めた。

 首位慶大が有利な状況は変わらないものの、連勝で勝ち点を奪い重圧をかけたいところ。善波達也監督(55)は「明日も何とかみんなで抑えたい」と、総力戦で臨む覚悟だ。