巨人の宮崎秋季キャンプが15日、最終クールに突入した。ここまで1日1500スイング以上の徹底的な振り込みなどハードメニューを継続。この日はブルペンで中井大介内野手(27)が捕手を務め、桜井の135球を受けた。

 カット、カーブ、スプリットの変化球も不慣れなキャッチャーミットで必死に捕球。捕手経験は中学時代に数回程度ながら桜井を「全然、普通にとってくれた」と言わしめた。中井本人は「まだまだです。何とも言えない。投手に申し訳ない」と苦笑い。

 練習に狙いについて村田ヘッド兼バッテリーコーチは「捕手2人体制のときもあるから。万が一のときにどうなるか。いけるんちゃうか」。高橋監督も「中井は体も強いし器用。出来るかなと思って。もし、そうなったときにケガをさせないように」と説明した。