昨年11月に右肩鏡視下手術と右肘神経移行術を受けたロッテ原嵩投手(20)が21日、同僚の平沢大河内野手(20)とともに千葉・印西市で行われた「はたちの献血」キャンペーンのイベントに参加。トークショーや献血に関するクイズなどでファンと交流した。

 原はイベント後、現時点での術後の状況について「今はランニングもできない状態。バイクをこいだり、ストレッチしたり。下半身のトレーニングをしています。ウエートはまだできないですけど、自重で行うトレーニングや股関節の動きなどをメインにやってます」と説明。

 復帰時期などについては「目標は9カ月(今年7~8月)ですけど、そこは最短なんで。1年くらいになる可能性はあります。この9カ月~1年の間に自分のピッチングをもう1回見直して。自分の新しいピッチング、進化したものがあればいいと思う。特に下半身の柔軟性。今のリハビリの中でしっかり下半身を強くしてピッチングにつなげていけたら」と話した。

 原はまだ1軍での登板がないが、ロッテの本拠地ZOZOマリンは、専大松戸高時代に甲子園をかけてプレーした場所。「もう1度マリンで投げたい」と復活を誓った。