DeNAが投打にいい形で大勝した。新加入の先発エディソン・バリオス投手(29=BCリーグ富山)は、5回83球で2安打無失点。6三振を奪い、課題の四球は1つだけだった。「すべての球種を使うことができ、かつコントロールよく投球できました。次回の登板も同様の投球ができるよう、しっかり調整したい」と話した。1軍の外国人枠争いは激しいが、ラミレス監督は「前回よりはるかに素晴らしかった。修正して、非常にいいアピールをした」と高評価を与えた。

 攻撃では筒香嘉智外野手(26)が4試合ぶりに安打を放ち、調子を上げてきた。ラミレス監督は「順調。まったく心配していない」と揺るぎない信頼を置いた。9回には無死一、二塁から阪神からFAで新加入の大和が送りバントに成功。「ああいうプレーを彼にやってもらいたい。いいプレーをしてくれた」と、昨季はチーム全体が苦手としていた小技にも手応えをつかんでいた。