西武榎田大樹投手が6回5安打2失点で1勝目を挙げた。開幕の約2週間前に、岡本との交換トレードで阪神から移籍。移籍後初登板初先発で結果を出した。

 初回、味方の守りの乱れもあり、2点を先制された。2回以降も毎回走者を背負ったが、けん制や好フィールディングもあり、追加点を与えなかった。「内容的には、あまり良くなかったですが、粘れました。シュート、スライダー、チェンジアップが要所で良いところに行きました」と振り返った。

 先発勝利は13年以来5年ぶり。チームの連敗も2で止めた。「西武で、こういう機会をもらい、1勝できました。次も頑張りたいです」とファンに約束した。

 辻監督は「スライダーで緩急をつけられていた。フィールディングやけん制はうまい。だてにやっていないね」と、ねぎらった。