プロ入り初の地元凱旋(がいせん)登板となったロッテ石川歩投手(30)は6回を投げきったが、今季自己ワーストの5失点。開幕から6試合継続してきたクオリティースタート(先発6回以上、自責点3以下)が途切れ、自身も5月3連敗となった。

 5回までは2失点でこらえたものの、6回2死満塁からオリックス大城に右中間を破られて走者を一掃された。「6回は0点に抑えないといけなかった。こういう試合にしてしまい、チームに申し訳ないです。ゲームの入りは良かったのですが、集中力に欠けていたかもしれないです。富山の皆さんにも良いところを見せたかったのですが」と悔やんだ。