早大のプロ注目左腕、小島和哉投手(4年=浦和学院)が1失点で完投し、現役トップの通算17勝目(今季3勝)を挙げた。

 19日の1回戦は、完封目前の9回にソロ本塁打を浴びたが、150球を投げ完投勝ち。中1日となったこの日は131球を投げて被安打4の1失点。1点差ながら、危なげない完投勝利だった。

 見守った高橋広監督(63)は「小島が1、3戦目に勝ってくれた。これでエースといえる。今日は小島に尽きます」。早大の投手が同一カード1、3戦目に勝利するのは14年春の有原航平投手(現日本ハム)以来のこと。

 当人は「監督からはいつも言われていました。よかったです」と振り返っていた。