ノーシードから勝ち上がった足利だったが、3位決定戦はまさかのコールド負けで終わった。

島崎学監督は「もったいない」を連発、初回の大量6失点を悔やんだ。ここまで引っ張ってきたエース横尾が不調だったが「1番を背負って信頼しているので、どんな状況でも球数以外で替えるつもりはなかった」という。

それでもベスト4に進んで「みんなが1つになってきた。試合ごとにラッキーボーイが出てきていた」と選手の成長を認める。藤生悠樹主将は「勝ちに行く気持ちが…日本選手権を決めてベスト4に入って、少し浮かれた部分があったのかも」と反省。「勝てた試合は1人1人が自分の役割を果たしてきた。試合になったら1つにまとまれた」と今大会快進撃の要因を話し「日本選手権でも気持ちで野球をしたい」と意気込みを見せた。