DeNA筒香嘉智内野手(27)が史上105人目のプロ通算200号本塁打を放った。

3点リードの2回1死一塁の第2打席、広島先発モンティージャの4球目、内角低め153キロ直球を完璧に捉えた。舞い上がった打球は横浜ファンで埋まった右翼席中段へ着弾。大声援を受けながら、ゆっくりとダイヤモンドを周回。メモリアルボードを手にすると、深々とファンに一礼。「力のあるストレートをしっかりと打ち返すことができました」と話した。

▼通算200本塁打=筒香(DeNA)が17日の広島20回戦(横浜)の2回、モンティージャから今季24号を放って達成。プロ野球105人目で、DeNAでは5人目。初本塁打は10年10月7日の阪神24回戦(横浜)で久保田から。27歳8カ月で到達はプロ野球8位の年少記録となり、DeNAでは09年村田の28歳7カ月を抜く最年少200号。

◆筒香嘉智(つつごう・よしとも)1991年(平3)11月26日、和歌山県橋本市生まれ。横浜高では1年生から4番を任され、高校通算69本塁打。09年ドラフト1位で横浜入団。10年10月5日巨人戦でプロ初出場。14年から6年連続20本塁打以上で、16年には本塁打王、打点王の2冠。ベストナイン3度(15~17年)。15年プレミア12、17年WBC日本代表。今季推定年俸4億円。185センチ、97キロ。右投げ左打ち。