阪神が30日、大阪市内の電鉄本社で藤原崇起オーナー(67=電鉄本社会長)への定例報告会を行い、今季の戦力検討や来季の補強方針などを話し合った。

谷本球団副社長兼球団本部長は「方向というか、球団の方針を再確認したという感じですね」などと話すにとどめた。

この日、事実上の戦力外通告を受けていたことが明らかになった鳥谷敬内野手(38)について前日29日午前中に揚塩球団社長、谷本球団副社長兼球団本部長、嶌村球団副本部長の首脳3人が鳥谷本人と話し合って、球団方針を示していたことが判明。定例報告会後に対応した藤原オーナーは鳥谷の去就について「デリケートな話を聞きたいのかどうか分からへんけど、そのあたりは任せてありますので」と初めて言及した。