長野県天龍村の天龍中の生徒3人らが7日、ナゴヤドームを訪れ、中日与田剛監督(53)に、同村のヒノキで製作したハンガーを贈呈した。

同村産の木材が20年東京五輪・パラリンピックの選手村の建材に使用されることから、同中学の生徒が自分たちも何かできないかと「ハンガープロジェクト」を立ち上げた。

手作りハンガーを世界のアスリートに届け、村の魅力をアピールしたいと村を挙げて製作に取り組んでおり、開催年にちなみ2020本を目標としている。特別に通常より大きいサイズのハンガーを贈られた与田監督は「うれしい。使わせてもらいます」と笑顔で話した。