法大が立大に競り勝ち、先勝した。開幕3連勝は同9連勝した13年春以来。リーグ戦初先発の朝山広憲投手(4年=作新学院)が7回1/3、2安打1失点で今季2勝目を挙げ、毛利元哉外野手(4年=愛工大名電)が決勝打を放った。今春は5位に沈んだが、秋連覇へ巻き返しの予感大だ。

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法大・毛利が決勝打を放った。立大・田中誠に、打線は5回1死まで無安打。7回1死二、三塁で打席が回ると、相手投手は中崎に代わった。「ストライクでどんどん押してくる投手。最初から直球1本でした」。タイミングが合わず、2球続けて直球を見逃し追い込まれたが、4球目の直球を右中間へ2点適時三塁打。「過去は忘れて、このシーズンに全力をかけてます」と意気込みを語った。

▽法大・朝山(リーグ戦初先発で2勝目)「前回(中継ぎでリーグ戦初勝利)はもらった勝利。今日は本当の意味で勝ちたかった。自分には大きな1勝です」