高山は曲芸打法で猛攻を呼び込んだ。3点を追う5回無死満塁、左腕高木の内角高め146キロに詰まりながらも強引に振り抜き、一、二塁間後方に適時打を落とした。悪球打ちには「あまり覚えていない」と照れ笑い。「みんなチャンスで振れていなかったので、全部振ってやろうと思っていました。それより、その後に2打席凡退したことを考えないといけない」と反省も忘れなかった。