オリックスのドラフト1位、興南・宮城大弥(ひろや)投手(18)が15日、沖縄・那覇市内で球団と仮契約を結んだ。契約金8000万円、年俸770万円に加え、背番号は山岡が今季まで背負った13番に決定。プロ3年目で最高勝率の初タイトルをつかんだ山岡に続く活躍を期待され、「自分も日本を代表するような投手になり、沖縄の人に夢を与えられるような選手になりたい」と思いを新たにした。契約金は「まずは親孝行したい」と家計が苦しい中で野球を続けさせてくれた両親に恩返しする。

ドラフト後、宮城は1軍で活躍するスタート地点に中継ぎを挙げていた。だが福良GMは「まずは先発をやらせて。リリーフだったらいつでもいけるかな」と育成方針を示した。(金額は推定)