急性骨髄性白血病のため11日に死去した元ロッテの捕手、醍醐猛夫(だいご・たけお)さん(享年81)の通夜が16日、都内の護国寺で営まれた。

元ロッテ監督の八木沢荘六氏、早大監督の小宮山悟氏ら約400人が参列した。戒名は「大報院貴要猛勝居士(だいほういんきようみょうしょうこし)」。小宮山氏は「(自分の)担当スカウトだった方。1年1年燃え尽きるように必死になれと言われた。その結果、毎年毎年必死に積み重ねて20年近くやれた」。亡くなる4日ほど前に電話で話したそうで「秋の早慶戦を見ていてくれたみたいで『よかったね』と。最後に孝行できたのかなと思う」としのんだ。

◆主な参列者 大塚明、大村巌、袴田英利、平井光親、和田明(順不同、敬称略)