ソフトバンク甲斐野央投手が「連投ボディー」を仕上げてきた。抑えの森に同行していたグアム自主トレを終えて26日に帰国。27日は筑後のファーム施設で体を動かした。

グアムでは、入団から6年連続50試合登板の鉄腕・森のもとで「連投できる体づくりをテーマにやってきました」。炎天下での走り込みや、ウエートトレーニング。1回の球数を減らしてブルペンの回数を増やし「より実戦に近づける」という投球練習を意識的に行ってきた。

手応えは十分だ。「周りからは『やせた』と言われるんですけど、体重は増えました。筋肉はついているのかなと思う。動きやすさ、キレも出てきている」。昨季終了後から3キロほど増えた。昨季は首脳陣がルーキーの甲斐野に配慮したこともあり、3日連投したのは9月の1度だけだった。フル回転できる体を手に入れ、信頼を勝ち取る。