昨年のパ・リーグ最優秀防御率男、オリックス山本由伸投手(21)が3日、宮崎春季キャンプで初めてブルペン投球を行った。

捕手を立たせて22球、座らせて24球の計46球。変化球も交えて「色々確認できた。フォームのバランスを確認して投げました。順調だと思います」と語った。

昨秋のプレミア12で「8回の男」として世界一に貢献した右腕は、オリックスでは先発ローテーションの一角を担う。「徐々に球数を増やしたい。オープン戦までに試合で投げられる体力をつくっていきたい」。ケガなくフル回転で、昨季最下位だったチームを浮上させる。