ロッテ2軍本拠地の浦和球場が“マリン化”することが28日、分かった。球場のマウンドと、敷地内3カ所にあるブルペン全ての土を、1軍本拠地ZOZOマリンと同じ土に変更。打席や捕手周りも同様の処置を施した。

ZOZOマリンのマウンドは、18年シーズンから投手陣の総意で「硬め」に改修された。12球団のほとんどの本拠地が硬いマウンドを採用している。一方で、浦和球場のマウンドやブルペンは土が軟らかめで傾斜が低いまま。このアンバランスを解消すべく石垣島キャンプ中に着工していた。

ドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)にも“朗報”だ。硬めのマウンドを好んでおり、27日に投げた宮崎・清武など、遠征先でのブルペンも硬かった。開幕以降はまず2軍で育成する方針になっているが、常にZOZOマリンと同じ足場で投げることができる。29日の2軍の練習試合から“マリン化”したマウンドが使用される。