札幌6大学リーグを運営する札幌学生野球連盟が5日、札幌市内で臨時常任理事会を開き、開幕日の再延期を発表した。

3月28日の同理事会で当初の4月30日から5月19日に延期し、10試合から5試合制に短縮する方針を固めたが、全日本大学選手権が6月から8月へ延期することに伴い、6月下旬まで再延期。5試合制、無観客での開催を目指す。

同連盟の広嶋進理事長(55)は「大学選手権の日程変更と、大学自体の活動開始が遅れていることにも配慮した」と話した。今後、感染拡大がさらに広がるような場合は、中止も視野に入れる。大学の指示で5月7日まで全体練習ができない北翔大の渡部峻監督(28)は「授業もネットで行う方向で動いている。こういう状況でどういう準備ができるか考えていかないと」と話した。