プロ19年目の西武栗山巧外野手が球界最年長を手本にする。

23日、オンライン取材に応じ約1カ月半の自主練習で、43歳の阪神福留をイメージしていたことを明かし「せっかくなんで違うことにトライしたいなと。福留さんは現役最年長でやられて、まだ速い真っすぐ打つじゃないですか。より速い球に負けへんよう、どういう風にスイングしたらいいのか。そういう練習はやってきました」。衰え知らずのスイングに負けじと振り込んだ。

チーム練習が再開し実戦感覚を取り戻している段階。18日の初日に「みんなが無事で集まれたといううれしさがあって、それぞれいい顔してた」。練習では密を避け距離感を保ちながら、メンタルはラフに考える。「深く考え過ぎると残念な気持ちが勝ち過ぎる。シーズンができるだけでも本当にありがたいと、前向きに捉えてやっていきたい」とドンと構えた。