ソフトバンク栗原陵矢捕手が、内外野を含めて開幕スタメンを狙う。24日はペイペイドームでの投手野手合同練習でシート打撃に参加し、4打席で右翼席への本塁打を含む3安打とアピール。「(本塁打は)いい感触。しっかり芯で打てました。反対方向にヒットが出ているので、状態は悪くないと思う」。1発以外は左前打、左中間二塁打と、左右に打ち分けるうまさも見せた。

25日からは紅白戦もスタート。本格的な実戦形式の練習に入っていく。栗原は本職は捕手だが「プロ6年目、なんとか頑張ろうと思っている年。(シーズンの)試合数はわからないが、100試合は出たい」と打撃を生かし、出場機会を増やすために内野や外野にも挑戦中。「他の人より打って守って、アピールしてガツガツ行くつもり。開幕したときにスタメンで、という思いは強いです」と闘争心をむき出しにした。