巨人は30日、全5回実施したチャリティーオークションの収益金1118万4041円(オークション手数料を差し引いた全額)を「東京コロナ医療支援基金」に寄付したと発表した。

野球を通じてファンに寄り添う「WITH FANS」プロジェクトの一環。新型コロナウイルス感染症対策の最前線で奮闘する都内の医療機関等を支援するため、マスクなど医療用資機材の調達や医療従事者の増員などの費用に充てられる。

チャリティーオークションに出品したのは、投手陣35人と野手陣33人、首脳陣26人の直筆サイン入りTシャツ、坂本ら野手18人の直筆サイン入りバット、菅野ら投手24人の寄せ書きサインボール。さらに、開幕戦で球団通算6000勝を達成した際に、原監督が掲げた記念ボードと、開幕戦のスターティングメンバー9人と原監督の寄せ書きサインボールを出品していた。

最高落札額は、球団通算6000勝寄せ書きサインボールの89万1000円だった。