東京6大学野球連盟は10日、渋谷区内で理事会を行い、春季リーグ戦の日程を発表した。

1試合総当たり制で、8月10日から同17日まで1日2試合を行い、同18日以降の3日間は雨天中止時の予備日とした。観客の有無は未定。

1チーム3連戦を避けるため、各校が平等な日程になるように調整。早慶戦は6日目の8月15日に行われ、最終戦で対決しないのは戦後初めてとなる。

延長10回以降は、リーグ史上初めてタイブレーク制を採用。無死一、二塁から決着がつくまで行われる。成績最上位校が2校の場合は、直接の対戦成績で優勝校を決め、3校以上並んだ場合は優勝預かりとし、優勝決定戦は行わない。

東大は7月10日時点で、大学構内での課外活動が認められず、全体練習が再開できていない。内藤雅之事務局長は「東大から『リーグ戦に参加する』ということで(連絡を受け)、準備をしていきます」と説明した。

通常とは異なる大会形式になったが、成績はリーグ戦の公式記録として扱われる。開催に向けたガイドラインを後日発表する予定。今後の新型コロナウイルス感染状況によっては、リーグ戦の開催可否を含め、変更の可能性がある。