阪神矢野燿大監督(51)が13日、藤原崇起オーナー(68=電鉄本社会長)が来季続投の方針を示したことについて期待に応えたいと決意を語った。

中日戦の練習前に取材に応じた矢野監督は「そりゃ、しっかり応えたいっていう思いはあるし。いつもオーナーが来て頂いても、すごく背中を押してもらうようなこと言ってもらっているので、やっぱりその気持ちに応えたいって気持ちは強い」と力を込めた。

同オーナーは来季以降の指揮について「もちろん、まったく変わっていません。何も変わったところはありません」と続投を明言。矢野監督は18年10月に3年契約で就任。契約最終年になる来季も指揮を執ることが確実となり、シーズン終了後にも正式要請される見込みだ。

矢野監督は「もちろん、今からのことも来年につながっている。そういうところでは、うちは誰か1人で勝てるチームじゃない。まだまだ成長していかないとだめなチームだと思うので、後半にはなってきているけど、その確認と。エラーの数も多いし、作戦のミスだったり、もちろん俺の采配も含めていろんなことがあるけど。でも、挑戦して全員でやっていくというところは一番大事にしたいので、そこをしっかりやり切るように1試合1試合を積み重ねていきたいなと思っています」と、前向きに話した。