オリックス投手陣が「開幕6人目の男」奪取を目指して今週、実戦サバイバルに臨む。開幕西武戦は山本、宮城、山岡で、ソフトバンク戦は田嶋、山崎福と中5日の山本が決定的。だが4月2日からの楽天3連戦初戦の先発は決まっておらず、競争が激化している。

9日からの1週間で、チームはオープン戦以外にウエスタン・リーグの阪神3連戦と東北福祉大などとの2軍プロアマ交流戦3試合を予定。竹安や張奕、ドラフト4位の中川颯(22=立大)らが、残り1枠ゲットをアピールする。2月16日に左大腿(だいたい)部を痛めた増井も、ブルペン投球を開始し、逆転を狙う。

この4人に加え、能見兼任コーチも待機。能見は対外試合2試合に中継ぎ登板し、計4回を2安打無失点と結果を残す。先発、中継ぎの両方に対応できるように調整を続けており、切り札になる可能性も。若手を軸にした競争の裏に、経験豊かな左腕も控えている。

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