DeNA中川虎大(なかがわ・こお)投手(21)が7日の阪神戦(横浜)での虎狩り&佐藤輝明退治を誓った。6日は横浜スタジアムでの投手練習に参加。「毎回早い回で代わるので、明日こそ少しでも長いイニングを投げたい。強い打線。(警戒する打者は)大山さんが出たら大山さんだったが、佐藤さんを打たせると乗っていく印象がある」と強打のルーキーを警戒した。

虎大という名前は、阪神ファンの父和秀さんによって「虎」の字が充てられた。本人は関西の和歌山県出身だが「阪神ファンではなかった。特別な感情はない」。楽天田中将大にあこがれていた右腕は、虎狩りをためらうことはない。さすがに今回ばかりは父も「虎大のピッチングをすれば結果はついてくる。けがをしないように」と息子を応援すると聞いているという。

データ分析が大好きで、自らの投球の回転数や変化幅だけでなく、相手打者の打率やスイング率を研究している。もちろん佐藤輝のデータも分析済み。詳細な対戦プランを立てて、対戦に臨む。