“雨柳さん”の本領発揮だ。阪神青柳晃洋投手(27)が先発予定だった20日のヤクルト戦(甲子園)は、雨で中止となった。

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▼阪神青柳の先発がまたも雨で流れた。今季、阪神の試合中止(ノーゲーム含む)は5度目だが、そのうち3試合で青柳が先発予定だった。セ・リーグが全試合で予告先発を導入した12年以降、阪神の試合中止は75試合。このうち台風接近などで前日までに中止が決まり、予告先発がなかった4試合を除く71試合中、青柳はメッセンジャーと並び最多の11試合。19年9月3日のDeNA戦(横浜)では、落雷によるノーゲームも経験している。ちなみに今季は中止直後の試合に4戦全勝。青柳にとっては残念だが、チームには縁起がいい結果となっている。