DeNA上茶谷大河投手が今季初勝利を目指し、ルーキーイヤー以来、2年ぶりにマツダスタジアムで先発した。

交流戦以降チームは好調だが自身は波に乗れず「結果を残すことが出来ていないので、何としても勝ちたいです」と意気込んで敵地マウンドへ上がった。

1回を9球で3者凡退に抑えた右腕だったが、桑原の8号3ランで3点の援護を得た2回に、林に2ランを浴びて2点をかえされた。さらに3回1死満塁から坂倉の二ゴロの間に1点を奪われて同点。前日には「左打者が多く、どれだけ臆することなく突っ込めるか」と話していたが、いずれも左打者に打たれた。

さらに5回には2死二、三塁のピンチで、本塁打を喫した林を迎えたが、フルカウントから中飛に抑え、勝ち越しを許さず。5回まで3失点で、先発として最低限の役割を果たした。

▽DeNA上茶谷(5回を3失点)「味方に3点を取ってもらった直後(2回)に、四球から本塁打を許したことがすべてです」