阪神岩崎優投手が代役守護神へ力強く意気込んだ。侍ジャパンとして東京五輪で金メダルを獲得後、初めて鳴尾浜で投手練習に参加。「貴重な経験をさせてもらったということへの感謝と、(リーグ戦の)どこかしらで緊迫したところが出てくると思うので、なにかプラスになるんじゃないかなと思います」。米国との決勝で登板するなど、大舞台での経験を振り返った。

前半戦の守護神だったスアレスが、一時帰国の影響で後半戦序盤に間に合わない状況。「8回の男」だった岩崎に9回が託された。「スアレスが戻ってくるまでだと思うので、スアレスがいないからというふうにならないように、短い期間だと思いますけど、しっかり仕事したいと思います」。金メダル獲得後、周囲の喜びの反響も感じている。「今度はもちろんチームに戻ってもという声をたくさんもらうので、チームの優勝に向けてしっかり力を出せるようにやっていきたい」と頼もしく話した。