広島先発の玉村昇悟投手は初の甲子園で6回3失点と粘投した。

初回に2点を先取され、4回に小野寺に1発を浴びたが、その後は安打を許さず、プロ最多121球を投げ切った。同点のまま降板して3カ月ぶりとなる3勝目はお預け。それでも「持ち直せたのは収穫かと思います。今回の反省を生かしてやっていきたい」と自信を持てた。佐々岡監督は「初回に40球以上を要しながらも何とか粘って6回まで投げてくれたのは大きい」と評価した。