台湾プロ野球の楽天モンキーズは6日、日本の楽天イーグルスから川岸強アカデミーコーチ(42)のコーチ派遣を受けたと球団公式ツイッターで発表した。

川岸はトヨタ自動車から03年ドラフト7巡目で中日に入団。06年オフに戦力外通告を受け、同年楽天にテスト入団。主に救援で通算12勝14敗18セーブ27ホールドを記録し、12年オフに現役を引退した。その後は球団のアカデミーコーチに就任。中学公式野球チームの東北楽天リトルシニアの監督などを歴任した。

楽天モンキーズは19年オフに親会社の楽天が、ラミゴ・モンキーズから球団を買収し誕生。元ロッテの陳冠宇、元横浜の王溢正、元ソフトバンクの陽耀勲などが選手として、元西武の許銘傑、元楽天の林英傑などがコーチとして在籍している。

楽天イーグルスの石井一久GM兼監督(48)は楽天モンキーズとの人事交流について「選手同士だけじゃなく、指導者や(球団の)社員の方を含めて、人材交流はすごく大事。国が違うことで考え方とかも違ったりする。お互いに還元できる環境にあるので、それを使わない手はない」と以前に話していた。