オリックス紅林弘太郎内野手(19)が6日、大阪市内で契約交渉を行い、2160万円増の2880万円で更改した。

プロ2年目の今季は球団初の10代遊撃開幕スタメンに選ばれ、安達との二遊間を確立。宗との三遊間では、ともに強肩を生かして深めの守備位置からゴロをさばき、投手陣を支えた。打撃でも、球団初の10代2桁本塁打を放った。

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そういった活躍が評価されてのアップ更改。会見場に現れた紅林は「4倍です。(アップ幅は)自分の想像を超えていました」と顔をほころばせた。

来年の抱負にも、自然と気合が入る。現在99キロと100キロの間を行ったり来たりしている体重を、90キロ台に絞る。昨年オフは増量に取り組んできたが「体重が増えて走れなくなって。ショートを守る選手が、盗塁2個というのはよくない。来年は盗塁王を狙います! というのはうそですが、やっぱり2桁」ときっぱり。さらに「体が重くなって擦り傷が増えてしまいました」と、切実な減量理由も明かした。

来年は「本塁打20本と、2桁盗塁。さらに段階を踏んでいずれ3割も」と大きな目標を掲げた。(金額は推定)