ロッテ土肥(どひ)星也投手(26)が8日、来季の契約更改交渉に臨み、50万円減の年俸1050万円でサインした。

今季の1軍登板は1試合のみ。9月23日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で予告先発の佐々木朗が腰の張りで緊急回避し、土肥が急きょ先発マウンドに上がった。「冷静に行こうと思ったんですが、不安が勝ってしまいました」。柳田から2球続けて空振りを奪ってストライク先行で進めたが、勝負球をバックスクリーンに運ばれた。2回6安打3失点で降板。「今年は自分の球を投げられず終わった感じです」と振り返った。

大阪ガスから入団した先発左腕候補も、6年目の来季は勝負の1年になる。「もっと筋力をつけて。平均で(球速を)2~3キロ上げられるように」と意気込む。オフは2年続けてソフトバンク和田の自主トレに同行する予定だ。(金額は推定)