ヤクルト荒木貴裕内野手(34)が8日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、100万円増の年俸2600万円でサインした。

今季は守備固めや代打、代走として、自身最多の100試合に出場。試合途中からのプレーで支えたが、打率2割に沈んだ打撃を反省。打撃の形作りから見直し、改善を図っていく。

1月は愛媛・松山でチームメートと自主トレ。山田、川端、中村らに加え、元山ら若手も多く参加する。自身の出場機会について「代打が多い年もあれば、今年のように守備が多かったりとか。その年々で役割が変わってくる。なかなかそういう経験している選手も少ない。自分がしっかりやるのはもちろんだが、少しでも後輩にも伝えていくことも、ヤクルトが常に強くなるチームになるためにも必要」。経験を伝えることで、チームの成長も支えていく。