上原浩治氏(46)が13日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。前日12日のオープン戦でDeNA大貫晋一投手が審判から注意された件についてコメントした。

大貫は楽天戦の2回、小郷への初球が抜けた後、球審にタイムをかけられた。相手打者からの指摘を受け「ロジンで手元がモヤッとして見づらいんで拭くとか、払うとか、少しにしてくれ」と言われ、直後の2球目に右翼席へ本塁打を打たれた。

上原氏は「打者を幻惑するようなことがダメだということでたぶん注意されていますね」と説明。ただ「(ロジンは)滑り止めなので、使わないとバッターの頭とかに行ってしまう可能性もあるので、難しい問題ですよね。粉が出ないような新しいものをつくるとかしないと、またピッチャーが不利になっていくことになりますね」と投手出身ならではのコメントも。

ゲスト出演した元巨人のエース、斎藤雅樹氏は「僕もけっこうロジンは使いましたけど注意されたことはなかった」と話していた。

昨夏の東京オリンピックでは、日本代表の伊藤大海(日本ハム)が韓国戦で同じような指摘を受けた後、再びロジンを手にした「追いロジン」が注目された。