ソフトバンク石川柊太投手(30)が「みこし投法」でチームを開幕4連勝に導く。28日、ペイペイドームの投手練習で調整した右腕は、29日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発予定。開幕戦で藤本博史監督が見せた、みこしに乗って登場するパフォーマンスに感化され「あれくらい堂々と行きたい」と、マウンド上で動じないことを誓った。

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アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の大ファンで、ライブイベントなどでの派手なパフォーマンスに慣れ親しんでいる石川にとっても、開幕戦での藤本監督の登場シーンは衝撃的だった。「あれは年間MVPでいいんじゃないですか」と、賛辞を送りつつ振り返った。

藤本監督は開幕戦前のセレモニーで、みこしに乗って入場。腕を組んだまま表情を変えず、ドッシリと構えた姿が話題を呼んだ。石川はシーズン初登板に向けて「あれくらい堂々と行きたい」とインスピレーションを受け、何事にも動じない思いを新たにした。

石川 動揺していても(相手に)悟られないマウンドさばきというのは、日頃から気をつけている。いい意味でも、悪い意味でも動揺しない。チームが得点を取ったときに喜んだりというのもそう。気持ちの部分にブレがあると投球にも反動が出てしまう。高い水準の中で気持ちを一定に投げられたらな、と思います。

ピンチや劣勢で動じないのはもちろんのことだが、味方が得点を挙げた際などにも喜びすぎないことの重要性を説明。「勝っていようが負けていようが、ああいう風にドシッと構えたマウンドさばきを、あらためてしていきたい」と言う。名付けて「みこし投法」。これで挑む。

昨年は開幕投手を務め、チームで唯一の規定投球回をクリア。今年も千賀との2本柱として、2カード目の初戦を託された。チームは開幕から3連勝中。ドッシリ構え、チームをさらに勢いづかせる。【山本大地】