広島は敗れはしたが、ロッテの8安打を上回る12安打を放った。2桁安打は今季19度目。1~3番の野間峻祥外野手(29)、菊池涼介内野手(32)、西川龍馬外野手(27)が3人で7安打するなど上位打線は機能している。

中でも1番に座る野間はロッテ3連戦で3試合連続複数安打。3戦で8安打と絶好調だ。「安打は出ている。負けてしまったのはしょうがないし、また今日のことはしっかり反省して。明日からまた新たな気持ちで、1つになってやるだけ」。打率も4割2分9厘と好調だ。

27日から福岡に移動し、敵地でソフトバンクと戦う。セ・リーグ首位のヤクルトと同2位の巨人も26日に敗れたため、首位と2・5ゲーム差は変わらない。佐々岡真司監督(54)は「打線は粘っているし、明日にプラスにして戦っていきたい」と前を向いた。まずは27日に勝利して、交流戦成績を5分に戻したい。エース大瀬良大地投手(30)が先発する。

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