阪神がオリックス打線を0点に抑え、3連勝した。13日に先発調整のために1軍登録を抹消された阪神藤浪晋太郎投手(28)が、5回3安打無失点と好投。ドラフト6位の豊田寛外野手(25)と高寺望夢内野手(19)が8回に適時打を放ち、打力をアピールした。
平田勝男2軍監督(62)の一問一答は以下の通り。
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-藤浪が久々の先発登板
平田監督 「久しぶりの先発でも、何の問題もない。3安打打たれてるって言ってもけん制もできてるし、内容的にも悪くない。久しぶりに長いイニング投げてどうかなっていうのはあったけど、ピンチになっても動じなかった」
-これからも2軍調整か
平田監督 「まだ、1軍にな何かあった時の調整をファームでやっていくと思うよ」
-豊田が適時打
平田監督 「これで故障者リストを外れて、何の問題もない。もうちょっとスチールを果敢に行って欲しい。江越といういい見本がいるので、盗塁も含めて勉強になると思うわ」
-高寺もダメ押し打
平田監督 「望夢はもういつも言うように、サードゴロにしても凡打の内容がいい。ファウルで粘る、フォアボールを選ぶ。ファームの3割バッターだよ。追い込まれてからでも簡単にならない。アウトになっても内容が非常にいいな」
-リリーフ陣も無失点リレー
平田監督 「鈴木も、この前打たれろ言うたから今日は抑えろって言うたんや。四球を出すより打たれていい。詰まらせてるんだから。尾仲にしても岩田もな。7回から(捕手が)藤田に変わって勉強になったかな。0点で抑えられるのは相変わらず投手陣が充実してるわな」
-野手はギリギリの人数
平田監督 「まだ爽やかイレブンだよ(笑い)。爽やかイレブン奮闘中!この暑さで代える人がいないからね。あとは、中堅クラスが帰ってもこの2日間、江越、板山、陽川はずっとマシン打っとる。今は中堅とかベテランという言葉は死語になっとるねん。いつまでたっても若手よ、ユニホームを脱ぐまでは」