阪神新外国人のアデルリン・ロドリゲス内野手(30)が13日、チーム合流後初の屋外フリー打撃を行った。

見守った井上ヘッドコーチが練習後に取材対応。「パワーはあるな、普通に」と第一印象を述べ、「ゲームでどういう風に(対応できるか)。変化球を交えてとか、速いボールにとか、緩急にとかで、どうアジャストできるか、というところがこっちは見たい」と見極める方針を示した。

同タイプの過去の助っ人を問われた際には「誰に似ているかなあ…」と考え、「ブランコとかおったよね。ブランコっぽいかな」。中日、DeNA、オリックスに在籍したNPB通算181本塁打の長距離ヒッターの名前を挙げた。

今後については「期待ばかりを持たせてしまうと、ロドリーに対しても、やっぱり過剰に評価してしまうというところもあるんで。慎重にいきたい」。2軍戦で実戦を重ねる予定で「彼にも言って、(2軍の)平田監督にも言ったけど、本人のやりたいプラン、平田さんが許してもらえるプランをお互いに意見があるでしょうから、うまいことプランニングしてくださいと。ファームに預けるわけだから、平田さんにお任せしますと言っています」と説明した。

また、この日、大山悠輔内野手(27)が特例2022の対象選手として出場選手登録を抹消された。主軸の離脱に「悠輔がいなくなるのは痛手なんだけど、みんなでカバーしていくしかない」と一丸を強調した。

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