日本ハム新庄剛志監督(50)が幻の采配を振り返った。1点を勝ち越した後の6回1死一、三塁、打席に清宮幸太郎内野手(23)が入っていた場面を試合後に回想。

「清宮くんのところで、本当はスクイズを出そうと思ったの」。本当にサインが出て清宮が決めていればプロ初スクイズとなるところだったが、サインは出さなかった。「それも面白いかなって思ったんだけど、やっぱり一、三塁で何か仕掛けたいなって。スクイズじゃ、ちょっと地味かなって」と、選んだ作戦は重盗だった。

結果的には重盗も阻止されてしまったが、BIGBOSSは大好きな「一、三塁」のケースが訪れると、楽しくてしょうがないという。攻撃では、数多くの作戦を行ってきた場面だけに「相手の警戒もすごいね。その警戒との勝負。一、三塁はラスベガスのバカラしているみたいな。そんな感じです(笑い)」。逆に守備時は「逆にそういうことを相手チームがやってきた時に、こっちは有利。そういう考えを持っているから」と、自信あり。日本ハム戦で「一、三塁」のシチュエーションがやってきたら、BIGBOSSと相手ベンチとの駆け引きに注目だ。

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