オリックスは15日、能見篤史投手兼任コーチ(43)の今季限りでの現役引退を発表した。16日に京セラドーム大阪で引退会見を開く。

04年に自由獲得枠で大阪ガスから阪神に入団。20年までの16年間を阪神で過ごし、5度の2桁勝利などエースとして活躍。21年に兼任コーチとしてオリックスに移籍。昨年は26試合に登板し、コーチと選手の二刀流で25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。両球団で最年長セーブ、最年長ホールドを達成するなどベテランになっても存在感を示した。

オリックス2年目の今季は4試合に救援登板し、0勝0敗、防御率2・70。8月3日西武戦(ベルーナ)のマウンドを最後に、登板機会がなかった。

通算18年間で通算473試合、104勝93敗、4セーブ、56ホールド、防御率3・35。

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